ニュースリリース | TAKUMI Corporation

2009年5月12日

Monotype Imaging社とTAKUMIが
ESECにてOpenVG対応のテキストソリューションを発表

Monotype社スケーラブルフォントのソリューションを
TAKUMIのOpenVG対応設計環境に搭載


2009年5月13日 東京発 (ESEC展示ブース番号 東42-7)
テキストイメージングソリューションのグローバルプロバイダでは上位のMonotype Imaging Holdings Inc.(以下Monotype)と、東京に本社を置くグラフィックスIPコアのグローバルプロバイダである株式会社TAKUMI(以下TAKUMI)とは、5月13日から15日東京にて開催のESEC第12回組込みシステム開発技術展(ブース番号東42-7)において、Monotype社のiTypeフォントエンジンを搭載したOpenVG対応のTAUMI GV500グラフィックスアクセラレータのデモ展示を行う。会場ではGV500で描画されるMonotypeのスケーラブルソリューションを使ったテキストオブジェクトと、2Dオブジェクトを盛り込んだアプリケーションがFPGAボード上で実演される。

Monotype社上席副社長のジョン・セグイン氏は「今回の当社と TAKUMIとのパートナーシップは、OpenVG環境における高品質なスケーラブルフォント表示の確保に向けた重要なステップとなります。携帯電話やゲーム機器等のデベロッパーやメーカーが標準APIとフォントやグラフィックスのソリューションとの組み合わせの利点である高性能・省電力化を図ることから、OpenVGのようなハードウェアアクセラレーション技術はさらなる普及が見込まれます。TAKUMIとの協力により、グラフィックスを駆使したアプリケーションやUI(ユーザーインターフェース)上で当社のフォントソリューションが可能にする高い品質と視認性をOpenVGが持つ利点に融合させていきます」と述べている。

一方、TAKUMIの代表取締役社長 重南 修(しげなみ・おさむ)氏は、「ハードウェアアクセレレーションによる描画という観点から、文字表示は国内のメーカーにとって非常に重要な課題であると認識しています。Monotype社との今回の提携によって、ハードウェア描画技術の利点に加えて高品質な文字描画のサポート提供が可能になります。OpenVG対応APIを組み込んだ同社のソリューションは高品質で実装も容易なため、また、同社の国際展開力と世界規模でのカスタマーサポートという点からも、Monotype社を実証済み統合フォントソリューションベンダーとして推奨できると考えています」と語る。

MonotypeもTAKUMIも、オーサリングや動的メディアのアクセラレーションを種々のプラットフォームやデバイス上で可能にしたOpenVG仕様等、標準オープン規格の構築を主眼とした業界団体であるKhronos Groupの会員企業である。OpenVGではハードウェアアクセラレーション用にベクターグラフィックスのローレベルライブラリが規定され、スケーラブルな2Dベクターグラフィックスのアプリケーションやフォントエンジンがサポートされる。クロスプラットフォームAPIとしてのOpenVGは、小画面上であっても高品質なGUIや文字表示の高速化を要件とする携帯機器が主な対象となっている。

TAKUMI GV500グラフィックスアクセラレータIPコアについて
GV500は3Dおよび2Dベクターを描画できるグラフィックスアクセラレータのIPコア。地図アプリ等のリッチなグラフィックス環境において直線、曲線や塗りつぶしなどの2D描画を可能にする。GV500は世界でもいち早くKhronos GroupからOpenVG1.1およびOpenGL ES1.1の適合認証を受けている。

Monotype iTypeフォントエンジンについて
iTypeはアウトラインやストロークのフォントデータの高精細表示が可能となるスケーラブルフォントエンジンである。SmartHint™が多用される同社独自の漢字表示用革新的技術であるストロークフォントに加え、iTypeではTrueType®フォント、Monotype社CATT™(Compact Asian for TrueType Technology)フォント、ストロークフォント、ビットマップ、組込みビットマップ、サブセットフォント、カスタムフォント、フォントリンキングがサポートされる。さらにiTypeは同社独自のEdge™ TechnologyとEdge拡張フォントにより高品質で様々な種類のアジア(日中韓)文字をメモリーに制限のある組込みデバイスに表示させることが可能です。

株式会社TAKUMIについて
株式会社TAKUMIは、独自の2D/3Dグラフィックスアクセラレータ・IPコア(LSI用のハードウェア回路) 「GSHARK-TAKUMIシリーズ」を開発・ライセンスしています。組込みシステム向けに特化した高性能かつ小規模・省電力なリアルタイム2次元・3次元描画処理が行えるグラフィックスアクセラレータ・IPコアや、グラフィックス・ライブラリの開発に注力し、あらゆる組込み機器の表示装置の表現能力を豊かにするソリューションをお客様に提供してまいります。

Monotype Imaging Inc.について
Monotype Imaging Inc.はレーザープリンタ、複合機、携帯電話、デジタルテレビ、STB(セットトップボックス)、ナビゲーション、デジタルカメラ等のコンシューマーエレクトロニクス製品や、ソフトウェア、OS等のメーカーやデベロッパー向けにテキストイメージングソリューションをグローバルに提供している。また、同社はOEM向けにプリンター用ドライバやカラーイメージング技術も提供している。同社の技術には、Times New Roman®、Helvetica®、ITC Franklin Gothic™など、世界各国で最も多く使用される活字書体の元であるMonotype®、Linotype®、ITC®の豊富なライブラリーから選ぶことができる。。フォントのライセンスはカスタムデザインのサービスやダイレクト営業、またはウェブによるeコマースを通じてデザイナーや企業に提供されている。同社の提供するフォントは業界標準のソリューションは、世界主要言語をサポートする。本社はマサチューセッツ州ウォバーンで、米国内は他にもイリノイ州マウントプロスペクト、カリフォルニア州レッドウッドシティ、コロラド州ボウルダーにも事業所があり、海外事業所は英国、ドイツ(Linotype社)、日本、中国、韓国に支社を置く。Monotype Imaging Inc.に関する情報は以下のウェブサイトに掲載されている。
www.monotypeimaging.com, www.fonts.com, www.linotype.com, www.monotypefonts.com, www.itcfonts.com, www.customfonts.com, www.fontwise.com, www.fonts.hk, www.faces.co.uk and www.fontexplorerx.com.